TikTokやInstagramのリハーサル動画から火がつき、UKロックシーンの台風の目となったオックスフォード発の4人組、South Arcade。彼らが満を持して投下したデビューEP『2005』は、バンド名やタイトルが示す通り、Y2K〜2000年代中盤のポップパンクやニューメタルの熱量を完璧に現代へアップデートした快作だ。
サウンドの肝は、重厚なドロップチューニングのギターリフと、軽快なポップパンクの疾走感、そしてHarmony Cavelleの伸びやかで中毒性の高いボーカルの融合。単なるノスタルジーの再現にとどまらず、モダンなエレクトロニック処理やタイトなビートを噛み合わせることで、今のストリーミング世代にもダイレクトに刺さるフロア仕様のアンセムに仕上がっていると思う。
この作品の真骨頂は、ライブハウスやフェスのフロアを一瞬でモッシュの渦に変えてしまう現場感の強さだ。ヘヴィなブレイクダウンとシンガロング必至のキャッチーなサビのコントラストは爽快そのもので、これからのフェスシーンを引っ張っていくバンドとしてのポテンシャルがぎっしり詰まっている。

今日の一枚
South Arcade / 2005
2024年リリース
収録曲
- 2005
- MOTH KIDS
- HOW 2 GET AWAY WITH MURDER
- stone cold summer
- Riptide
- Nepo Baby
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