2000sの熱狂を最前線へ!South Arcade『PLAY!』が叩きつける規格外のオルタナ・ポップパンク
前作『2005』で一気にUKロックシーンの台風の目となったSouth Arcade。彼らが放つ2nd EP『PLAY!』は、アヴリル・ラヴィーンとリンキン・パークが同じチャートでしのぎを削っていたあの2000年代の熱狂を、今の世代の感覚で見事にリブートした快作だ。
オルタナティブ・ロック、ニューメタル、ポップパンク、さらにはエレクトロニカの要素を軽々と横断するサウンドがやばいくらいに研ぎ澄まされている。重厚なギターリフとタイトなビートの上で、Harmonyの伸びやかでキャッチーなボーカルが躍動する。単なるノスタルジーの再現にとどまらず、モダンなプロダクションを噛み合わせることで、今のストリーミング世代にもダイレクトに刺さるアンセムに仕上がっていると思う。
この作品の真骨頂は、ライブハウスやフェスのフロアを一瞬で狂騒の渦に変えてしまう現場感の強さだ。ヘヴィなブレイクダウンとシンガロング必至のサビのコントラストは爽快そのもの。これからのUKシーンを力強く牽引していくバンドとしてのポテンシャルが、この15分強のEPにぎっしりと詰まっている。

今日の一枚
South Arcade / Play! (EP)
2025年リリース。
収録曲
1.Drive Myself Home
2.Bleed Out
3.Supermodels
4.FEAR OF HEIGHTS
5.Blood Run Warm
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