ファンが選んだ奇跡のメロディ!青春を爆走したシャカラビの初期衝動が詰まった究極のベスト盤

2000年代の日本のインディーズ/パンクシーンを眩しいくらいのポップネスで駆け抜けたSHAKALABBITS。本作は彼女たちの結成15周年を記念してリリースされた、ファン投票によって選ばれた上位20曲をそのままカウントダウン形式で収録した奇跡のベストアルバムだと思う。1位から20位まで、リスナーの愛と青春の記憶が歪みのないストレートな曲順でギッシリ凝縮されていて、イントロが鳴った瞬間にあの頃のキッズに戻ってしまうような破壊力がある。

サウンドの核心は何と言っても、キャッチー極まりない極上のメロディラインと、それをドライブさせる強靭なスカ/パンクビートの融合だ。UKIの唯一無二のキュートでタフなボーカルがフロントを張り、楽器陣が荒々しくも緻密なアンサンブルで脇を固めるスタイルは、当時のフォロワーたちの中でも圧倒的に群を抜いていた。初期の荒削りな衝動から、徐々にファンタジックで絵本のような世界観をビルドアップしていくバンドの進化の歴史が、この1枚を聴くだけでリアルにタイムトラベルできてしまうのがやばいくらいに最高だ。

ライブハウスやフェスの現場におけるフロア映えも本当に異常だった。彼女たちがステージに現れてカウントが始まった瞬間、モッシュピットが一瞬で笑顔の渦に変わるあの爆発的なエネルギー。シンガロング必至のキラーチューンがこれでもかと連発される本作の構成は、まさに当時の彼女たちのライブの熱量そのもの。特にスカダンスを誘発する裏打ちのビートと、一気に視界が開けるようなサビの疾走感は、今聴いてもまったく色褪せないどころか、胸の奥を激しく揺さぶってくる。

今日の一枚
SHAKALABBITS / Rabbits, Rabbits, All the Way 1

収録曲
1.ROLLIE
2.MONSTER TREE
3.星空の下で
4.「ポビーとディンガン」
5.THAT THING YOU DO!
6.head-scissors

mommy’s back?
11.CROSS THE BORDERS
12.SPICE!
13.Ladybug
14.IT’S OUR SECRET
15.オレンジライオン
16.Jammin’
17.SO EXCITED!
18.RIGEL
19.シルク
20.手ノヒラ宝石

満天の星を探そうとも空は見ない
8.Pivot
9.G☆S☆G

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