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デジタルDJ

公開日: : 最終更新日:2008/06/10 DJ , ,

CDJが登場した当時、一斉にDJ達は批判したと聞きます。



CDでDJなんて出来るわけがないアナログレコードとは比較にならない、などといった否定的な意見が多かったと思います。

DJによっては、CDJでのDJを毛嫌いしているような感も見受けられました。

しかし徐々に浸透し始めてきて、CDによるメリット、アドバンテージに目を向け始めたDJが増え始めて、そ大御所テクニクスがTechnics ダイレクト・デジタル・ターンテーブル SL-DZ1200をリリースしたことで一気にCDJを使用するDJの数は急加速しました。

近年にCDJがここまで普及して来たのは、アナログターンテーブルのインターフェイスに近づいたことが大きな要因だと思います。

ターンテーブルが回り、それを止めると音が止まる。上下に動かすと音が擦られたような音が出る。

今やアナログターンテーブルと同じ事がCDJでも出来てしまう時代が来たのです。

そして、さらに進化したPCを使ってのDJというものも行われるようになっています。

レコードからCDになり機動力を高めたDJはさらにノートパソコンを使うことで選曲する曲数は無限大になります。さらに、DJソフトの機能である強力なイコライザやループ機能を使用することで、ターンテーブルでは難しいPlayさえも可能にすることが出来ます。

しかしデメリットもあるため、それぞれの違いを確認していく必要があります。

インターフェイスの違い
ターンテーブルとパソコンとを比べたとき、DJPlayの操作感に雲泥の差が生じます。

ターンテーブルを使用するDJセットの場合であれば、ボリュームや、高、中、低などの各種ツマミを操作したり縦および横のフェーダーを使用してミックスしたり音量を調整したりしますが、パソコンで操作する場合、ツマミ操作同様の細かな調整は、マウスやキーボードで行うことはほぼ不可能です。

また、アナログレコードは、スピードの変化や頭出しをレコードを見ながら自分の手で調整できるので微調整がしやすいのですが、パソコンで同様の操作を行なう場合、マウスやキーボードを使って行うため、微調整が難しくなります。

それらの問題を解決するため、ノートパソコンからの出力をパラアウト出来るオーディオインターフェイスおよびソフト(Traktorなど)を使用し、通常のミキサーにそれぞれの音を入力することでミキサー操作はターンテーブル使用時と同じ環境で使用することが出来ます。

さらに、専用のビニールシートを使用してプレイヤー部の操作もアナログターンテーブルで行うことが出来るSTANTON FINAL SCRATCH2なども発売されています。

音質の違い
一般的にアナログレコードの音質は良いと言われていますが、磨耗してしまい音圧の弱いレコードや、カビが生えてしまったレコード、反り返ってしまっているレコードとCDやMP3の音質どっちが良いかなんてものは、もう個人の判断にゆだねるしかないと思います。

レコードのノイズでさえ好きという人もいれば、クリアに聴こえるCDの音が良いという人もいます。

個人的には、CDやパソコンを使用する場合、高音を若干絞り、低音を少し増やすようミキサーで調整しています。

ただしパソコンで行なう場合、MP3フォーマットの音源を使用するのであれば、CDの音質よりも悪いわけですから、最低でも192Kbps以上はなければつらいと思います。圧縮無しのWAV音源を使用する場合はパソコンに非常に不可が掛かるため、MP3フォーマットで使用するDJが多いようです。

また上記にあげた最近の高性能CDJやFINAL SCRATCHでは、レコードのようにスクラッチが出来る機能がついていますが、結局はデジタルで創り上げた音であり、実際のレコードの引っかき音と異なります。そのため、スクラッチPlayを考えている場合は、まだまだアナログを使用するのが王道のような気がします。

その他の違い
物として考えたとき、レコードのジャケットは迫力があって絵になりますが、その分収納に場所を取りますし、持ち運びも大変です。CDであればレコードの半分以下、パソコンであればいくら数が増えようが容量の許す限りパソコン一台分ですみますから、収納、持ち運びに関しては圧倒的にデジタル音源に軍配が上がります。

機動力抜群ですから、レコードでは出来ない莫大な量の音源を用意することが出来るため、選曲の幅も広がるのではないでしょうか。

またDJPlayの時、デジタル音源は環境に左右されにくいというメリットがあります。

レコードは、ターンテーブルのトルクが弱くなっていれば頭出しのスピードが不安定になりますし、会場によっては、振動で針が飛びまくったりすることもあります。

それに比べ、CDやPCは安定しているような気がします。(もちろんPCは精密機器なのでトラブルがつき物で、CDもCDJが読み込まなかったり音飛びすることはごくまれにあるでしょうが・・・)

実際に使用するに時の注意点
CDJは会場に用意されているかに注意。

テクニクスのSL-1200MKⅢ(もしくは後継機種のMK5)がほとんどのClubに用意されてあるのと比べ、CDJの場合、場所によって置いてある機種がまちまちなので、機種を確認しておいたほうがいいでしょう。

経験上パイオニアがスタンダードになっていると思います。

CDJ-100SかCDJ-1000が置いてある場合が多いです。(2004年04月現在)

さらに、パソコンを使う場合、高温多湿なCLUBという空間で精密機械であるパソコンがはたして安定して動作するのかということも注意しなくてはなりません。

また複数人数でのDJの場合、ミキサーのInが空いている場合であれば、前もって接続できますが、ふさがっている場合、繋ぎ変える作業が発生してしまいます。

そのため、フリーズした場合や繋ぎかえる間のための音源をある程度は準備しましょう。

特にFINAL SCRATCHの場合、ミキサーからのPhono,Lineともに、一度外部のユニットに接続しなければなりません。

最後に、コンセントの数も確認しておかなければなりません。延長コードを念のため用意しておいた方がよいでしょう。

総括
デジタルDJの特権
*環境に左右されにくい。
*音質劣化がない。
*テンポを変えてもキーが変わらない。
*アナログでは不可能なPLAYが出来る。
*圧倒的に用意できる音源が多い。
*機動力抜群。

記事の中に出てきた商品の取り扱い

Technics SL-1200MK5
SH-EX1200 STDセット

SL-DZ1200-S
TECHNICS SL-DZ1200-S
Technics ダイレクト・デジタル・ターンテーブル SL-DZ1200

Traktor DJ Studio


FINAL SCRATCH
STANTON FINAL SCRATCH2

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