サンフランシスコから届いた、12弦ギターの魔法。The Telephone Numbers『The Ballad Of Doug』徹底レビュー

イントロの12弦ギターが鳴り響いた瞬間、目の前にサンフランシスコの淡いブルーの空が広がるような感覚。これですよ、これ。
今回紹介するのは、レコードオタクと言われるThomas Rubenstein率いるThe Telephone Numbersの珠玉の1stアルバム『The Ballad Of Doug』。

ネオアコやギターポップ好きを公言するなら、このアルバムを聴かずに夜を越すのはあまりにもったいない。何気ない日常の断片を、キラキラとしたメロディと少しの憂いで包み込む——。そんな「魔法」が全編にかけられています。

2021年に名門レーベル「Meritorio Records」からリリースされた本作で、世界中のインディー・ポップ・ファンの心を一気に掴みました。

特筆すべきは、その徹底した「職人気質」な音作り。
アルバムタイトル曲の「The Ballad Of Doug」を聴いてみてください。Teenage Fanclubを彷彿とさせる甘酸っぱいメロディと、幾層にも重ねられた眩いギター。60年代のThe Byrdsが持っていたジャングリーな響きを、2020年代のインディー・ロックの感性で鳴らすと、ここまで瑞々しくなるのかと驚かされます。

彼らの音楽の奥底には、単なるノスタルジーではない「等身大の切実さ」があります。トーマスの誠実なボーカルが、どこか懐かしく、けれど新しい響きを持って心にスッと入り込んでくる。派手な仕掛けはないけれど、何度でも繰り返し聴きたくなる「一生モノのアルバム」です。

今日の一枚
The Telephone Numbers / The Ballad Of Doug
収録曲
1. You’re Not The Only One
2. The Ballad Of Doug
3. I Can’t Go Home
4. Open The Door
5. Leviathan
6. Wait For Tomorrow
7. Cards On The Table
8. Sunset Avenue
9. On The Line
10. Weirdo

この記事はGeminiを利用して記事の肉付け・編集をしています。

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