ちょっと時期的には遅いのですが、このブログの記事で最近知ったのでご紹介。
どっかで見た事あるジャケットだなーと思ったらDAWAさんのブログでした。
収録されている楽曲を見ると4分強の曲を31曲も収録しているのでクイックでどんどん繋いでるんだと思います。OGさんやTOM☆BOYのROCK MIXとは選曲も違ったスタイルですね。
フリーペーパーmusic UP’s−DJ片平 実(Getting Better) インタビュー−
さて、世の中の多くのミックスCDは、ヒップホップやテクノ、ハウスといったクラブミュージックが中心。だが、日本語ロックでもアップリフティングに踊れるんだということを、この作品は教えてくれる。クラブミュージックよりもBPMが速いロックだけに、短いタームで曲が次々とチェンジしていくスリリングさは、ある意味、ロックの持つ爆発力を最大限に引き出していると言ってもいい。さらには、こうしてつなげて聴くと、もともと知ってる曲も違って聴こえるという新たな発見もできる。ロックで踊る日本のパーティといえば、80年代から現在も続く大貫憲章の『LONDON NITE』がパイオニアだが、そことはまた違った視点で繰り広げられる、ロックのダンスミュージック解釈がここにはある。片平のパーティが好きな人はもちろん、未体験の人も、本作でロックで踊る楽しさを体感してほしい。
DJ片平 実(Getting Better) – 「ROCK THE MIX」
もうすぐ13年目を迎える、下北沢で頑固にロックパーティーを続けてきたGetting Betterの片平実がミックスした邦楽ロックコンピ。74分の中で31曲が合わさっており、メジャーからインディー、そして20年選手からニューカマーまで、快感原則だけで繋いでいったロックヒストリーが、目が醒める物語を紡いでいく。よく「ロックのDJって、リズムを繋がなくてもいいし、明日から自分もできそう」なんていうアホがいるが、リズムを繋ぐ技術ではない、もっと曖昧で深くてスタイルを彩らねばならない「センス」が絶対的に必要なのがロック DJである。ロックが美味しいって思えるこのアルバムは、片平が磨いてきたセンスの成せる業だ。今度、パーティーに行ってみて。
(MUSICA/鹿野 淳)【ROCK THE MIXについて】
このCDを創るのは想像以上に大変なことでした。
タイミングや意向等の問題で許可を取れなかった曲も多々ありました。
その度に選曲も変え、11月の1ヶ月間スタジオに通い、紆余曲折を経て
ミキシングまでの限られた期間でフィックスされた最終型がこれです。
それでもこれだけの名曲と呼べる楽曲を提供してくださったバンドの方々に、
心の底から感謝したいと思います。
またこのCDは、繋ぎ云々を聴いてほしいわけではありません。
この1枚で31曲もの楽曲を聴く事ができます。
そこで知らないバンドの発見をすることもできたり、
あくまで音楽の世界への入口というか、
きっかけのようなものになれば幸いだと思います。
いい曲だなともし思ってくれた曲が1曲でもあるなら、
そのバンドのCDを買いに走って下さい。
そしたらフルコーラスで聴けます。
もちろん、普段の僕のPartyに来てもらえればフルで聴けます。
またこのCDにはフルで収録しているものもありますが、
それは曲の時間で収録が可能だったと判断したのと、
カットする部分が難しかったからというような理由もあります。
ピッチも全ての曲で変えていません。
僕の普段のDJでもほとんどピッチを変えていないからです。
それは、その作品性をピッチを変えることで崩したくないというのと、
普段リスナーが家で聴いているその思い入れのままを
現場で堪能してほしいからという思いがあります。
ジャケットはこれまたインパクトのあるものになってます。絶句します。
また、この作品が僕の全てかと言われるとそれは違います。
普段のDJでも、時間帯によって様々な曲をかけます。
洋楽もかかるし、その選ぶ基準は”いいものはいい”という事です。
ただ何でもいいからかければいいとは全く違います。
そこには脈絡と流れとストーリーが必要不可欠なのです。
この作品は、その制作時の瞬間を切り取ってパッケージしたもので、
なおかつ数々な制約を乗り越え、スピードスターレコーズの方々と
タッグを組んで創り上げた一つの結晶だと思っています。
では、PLAY LOUD!!
(Getting Better/片平実)【収録楽曲】
01 君という花 / ASIAN KUNG-FU GENERATION
02 FREE STAR / ACIDMAN
03 Lights Up My Soul / OCEANLANE
04 TRAGEDY / NACANO
05 type4 / GARI
06 Fantasista / Dragon Ash
07 Handan’s pillow / BRAHMAN
08 JUST A FALSE! JUST A HOLE! / 10-FEET
09 FEEL / BEAT CRUSADERS
10 DRAINED CHERRY / 渡邊 忍×小泉今日子
11 An imitation’s superstar / VOLA & THE ORIENTAL MACHINE
12 ピーチパイ・オン・ザ・ビーチ / POLYSICS
13 ばかやろう / SPARTA LOCALS
14 刃 / THE BACK HORN
15 ジェニー / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
16 泥水のメロディー / a flood of circle
17 黒にそめろ / 髭(HiGE)
18 爆裂世界(バーストワールド)〜世界に追い越されても〜 / PEALOUT
19 大脳機能日 / GRAPEVINE
20 What’s Goin’ On feat. RHYMESTER / SCOOBIE DO
21 パヤパヤ(Original Version) / LA-PPISCH
22 Village Vanguard讃歌 / Dogggy Style
23 DOWN BEAT STOMP / 東京スカパラダイスオーケストラ
24 マシロケ / SOIL & “PIMP”SESSIONS
25 AIMS / SPECIAL OTHERS
26 Sunday / Tokyo No.1 Soul Set
27 魔法 / サニーデイ・サービス
28 ワールズエンド・スーパーノヴァ / くるり
29 インナーワールド / サカナクション
30 夜間飛行(Album Mix) / APOGEE
31 ハミングライフ / GOING UNDER GROUND2009.01.28 On Sale
アルバム / VICL-63220
¥2,500(税込) / ¥2,381(税抜)
Speedstar
片平さんのコメントの中で凄くインパクトのあった部分がココ。
ピッチも全ての曲で変えていません。
僕の普段のDJでもほとんどピッチを変えていないからです。
それは、その作品性をピッチを変えることで崩したくない
ロックDJが一度は通るであろう、「ピッチをキープするか、ビートをキープするか」という究極の選択に対して、どっちもと答えをだした作品に仕上がっているようです!
Getting Betterは東京、大阪で開催されているロックイベントで、昔からイベント名は知ってましたが遊びに行った事がありませんでした。大阪ではシャングリラで開催されてて300以上の集客を誇っているみたいです。
せっかくなのでこれを機にGetting Betterにも一度遊びに行ってみよう。
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