SynchroScienceからUSBオーディオ・インターフェイスConectivとDJソフトTorqがリリース

M-Audio社がDJブランドを立ち上げその第一弾として、USBオーディオ・インターフェイスである「Conectiv」と付属ソフトである「Torq」をリリースしました。

Conectiv

Torq

Conectiv(コネクティブ)は、コンピュータベースでトラックメイキングやDJプレイを行うクリエイター向けにデザインされたUSBバス電源駆動の4入出力USBオーディオ・インターフェイスです。Conectivと同梱されたDJソフトウエアであるTorq(トーク)を同時に使用すれば究極のデジタルDJシステムの誕生です。高品位な音質とDJに必要な入出力全て(RCA入力4系統、高出力のRCA出力4系統、フォノアンプ、ダイナミックマイクロフォン入力、高出力のヘッドフォン出力)を装備し、デジタル・オーディオ・ファイルのミックス、ビート/キーマッチ、キューイングが簡単に操作できます。Torqは、 MP3、AIFF、WAV、WMA、AACを含む様々なデジタル・オーディオ・ファイルをサポートしConectivで動作するように自動設定されるので煩わしいセットアップも必要ありません。Conectivは、一般的なデジタルDJシステムと違いサードパーティのソフトウエアでも使用することができ幅広い選択肢をも提供しています。

**Torqに対応したコントロール・ヴァイナル(2,100円)やコントロール・CD(1,680円)はMAJ STOREで近日販売予定。

簡単に説明すれば、PCのHDDに保存された楽曲をターンテーブルを操作することでPlay出来るDJツールです。

PC音源をターンテーブルで制御するというDJシステムには、既にFinal scratchやScratch Liveがあります。これらの商品は既にプロDJ、特に海外のDJ達に愛用されているのですが、料金が10万円前後するため、お試し気分ではなかなか手を出せないかもしれません。

コンピューターを2台使う。1台には『ファイナル・スクラッチ』、もう1台には『Ableton Live』というソフトウェアが入っていて、これのおかげで僕はルーピングとかサンプリングでさらに音を重ねたり、いろんなエフェクトをかけたりできる。あとは、ここにもある英レッドサウンド社製の小さなサンプリングボックスで……レコードとかからちょっとした音を拾ったりもする。人気テクノDJ、リッチー・ホーティンにインタビュー

オレはFinal Scratch(Stanton社のシステム)を使ってるんだけど、DJの間ではSerato Scratch(Serato社RaneブランドのDJシステム、Scratch Live)が人気だよね。QティップにはSeratoに乗り換えろって薦められてるんだけど、デスクトップ画面の印象とかがなんとなく好きだからFinal Scratchを使ってるんだ。notrax | 「One of the Grants Now a Days」アリ・シャヒード

もう買ったのは去年なんですが「SCRATCH LIVE」。セッティングしてみました。凄い、の一言です。「ハニカム」h._Archives/Blog>hf_blog

しかし、今回リリースされたConectiv(32,760円)でDJソフトTorqも無償バンドルされています。そして、コントロール・ヴァイナル(2,100円)をそろえれば、なんと上記のFinal scratchやScratch Liveの半額以下で同等のDJシステムを構築する事が出来ます。

安定性や使い勝手などまだ不明な部分も多いですが、非常に魅力的な商品ではあると思います。Windows、Macどちらにも対応しています。

SYNCHRO SCIENCE by M-AUDIO シンクロサイエンス Conectiv

オーディオインターフェイスであるconectivの音圧が高いということがDJに好まれているようです。
「Record Pool(レコードプール)もデジタル化」の下の方の記事

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